
BigQueryで自然言語でテーブルにアクセスできデータ分析できる機能が2026年2月にBigQueryに搭載された。この機能は会話型分析(Conversational Analytics)と呼ばれる機能で、分析にあたっては、BigQueryのデータソース(テーブル)を指定する必要がある。当記事ではSearch Consoleを事例として解説するが、GA4でも同様のデータ分析が可能になる。
つまり、Search Consoleのテーブルを指定することで、SQL を一行も書かずに、Google Search Console の膨大なデータを自然言語で深掘りすることが可能になる。
具体的に searchdata_site_impression(サイト単位)と searchdata_url_impression(URL 単位)の 2 つのテーブルを連携させ、どのように分析基盤を構築・運用するかを解説する。
参考:BigQuery の会話型分析 – Google Cloud
Conversational AnalyticsでSearch Consoleのデータを分析する手順
- Search ConsoleとBigQueryを連携
- データ エージェントの作成
- 自然言語でクエリする
Search ConsoleとBigQueryを連携
Conversational Analyticsの利用にあたっては、データソース元となるBigQueryのテーブルを指定する必要がある。当記事の解説ではSearch Consoleのテーブルを指定する必要があるが、前提としてSearch ConsoleとBigQueryの連携が済んでいる必要がある。連携にあたっての手順は以下の記事を参考。
≫ Search ConsoleのデータをBigQueryにエクスポートする全手順
データ エージェントの作成

BigQueryの「会話型分析(Conversational Analytics)」において、データエージェントはユーザーの自然言語による質問と、データベースを繋ぐ「知的な通訳者」の役割を果たす。このデータエージェントに指示を追加していくことで、個別のテーブルに特化した分析生成AIの完成度が高まっていくイメージと捉えてよい。
Search Consoleのテーブル指定

データ エージェントを作成するにあたりSearch Consoleのテーブルを指定する必要がある。BigQueryにエクスポートされたSearch Consoleのテーブルは「site」と「url」のテーブルが格納されているため、この両方を指定する。
- [PROJECT_ID].[DATASET_ID].searchdata_site_impression
- [PROJECT_ID].[DATASET_ID].searchdata_url_impression
参考:データ エージェントを作成する – Google Cloud
自然言語でクエリする
データ エージェントに対して自由に日本語で質問することで、テーブルを読みにいき、SQLが自動生成され、分析結果が表やテキストで返される。質問できる内容はあくまで連携したテーブルに格納されているデータのみで回答が生成されるため、そのテーブルに含まれていないデータは結果として返すことはできない。

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