目次
Cookieを利用したGA4アクセス除外設定の手順
GTM(Google タグ マネージャー)を使って、特定のURL(例:example.com/?admin=1)にアクセスした際にCookieを付与し、そのCookieがある場合はGA4の計測から除外(または内部トラフィックとしてマーク)する具体的な手順を解説。この方法は、IPアドレスが変わる環境や、スマホ実機での検証に非常に効果的となる。
Step 1:URLパラメータを取得する変数の作成
- GTMの [変数] > ユーザー定義変数の [新規] をクリック
- 名前:URL – admin_param
- 変数のタイプ:[URL]
- 要素タイプ:[クエリ]
- クエリキー:admin(※任意。debugなどでも可)
- 保存
Step 2:Cookieを書き込む「タグ」の作成
特定のURLにアクセスした際、ブラウザに「除外対象」という印(Cookie)を刻む設定。
- [タグ] > [新規] をクリック
- 名前:Custom HTML – Set Admin Cookie
- タグの種類:[カスタム HTML]
- HTML欄に以下のコードを貼り付け:
- トリガー:[新規作成]
・タイプ:[ページビュー]
・発生場所:[一部のページビュー]
・条件:URL – admin_param(Step 1の変数) が 1 と等しい - 保存。
<script>
(function() {
var d = new Date();
d.setTime(d.getTime() + (365*24*60*60*1000)); // 有効期限 1年
var expires = "expires="+ d.toUTCString();
// Cookie名「exclude_admin」を「true」で保存
document.cookie = "exclude_admin=true; " + expires + "; path=/";
})();
</script>Step 3:Cookieを読み取る変数の作成
保存されたCookieをGTMで使えるようにします。
- [変数] > ユーザー定義変数の [新規] をクリック
- 名前:Cookie – exclude_admin
- 変数のタイプ:[1st Party Cookie]
- Cookie名:exclude_admin
- 保存
Step 4-1:変数「Lookup – traffic_type」の作成
- GTMの [変数] > [新規] をクリック。
- 名前:Lookup – traffic_type
- 変数のタイプ:[正規表現表]
- 入力変数:{{Cookie – exclude_admin}}(Step 3で作った変数)
- [表にパスを追加] をクリック:
・パターン:true
・出力:internal - [デフォルト値を設定] にチェック(中身は空欄のままでOK)
- 保存
Step 4-2:GA4の設定(内部トラフィックとしてマーク)
GA4の「内部トラフィックフィルタ」機能にて除外。
- [タグ] から、現在使っている Google タグ(GA4設定タグ) を開く
- [設定パラメータ] に以下を追加
・パラメータ名:traffic_type
・値:{{Lookup – traffic_type}}
Step 5:動作確認とフィルタ有効化
- [プレビュー] モードで、https://あなたのサイト/?admin=1 にアクセス。
- ブラウザのデベロッパーツール(F12)の [Application] > [Cookies] で exclude_admin=true があるか確認
- GA4の管理画面 > [データの収集と修正] > [データフィルタ] で「Internal Traffic」が「有効」になっていることを確認
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